家族構成って意外と楽しい「お腹すきました隊長―」 「俺も減りました副隊長―」 ~家族構成って意外と楽しい~ 「おい。何やってんだおめぇら」 「「うるさいですよ一等兵」」 「誰が一等兵かぁあぁあぁああッ!!!」 土方一等兵は側にあったちゃぶ台をひっくり返した。 「今時ちゃぶ台返しなんて古いですよお父さん」 「おい。お父さんって誰だ。俺か?」 「母ちゃん。父ちゃんが発狂しましたぜ。どうしやしょう。俺こわいっす」 「大丈夫よ総悟。お父さんなら離婚していなくなるから。あいつ仕事クビになった上に浮気しやがったのよマヨ子さんと」 「誰だマヨ子さんって。」 「じゃぁ,俺と結婚しましょうか母ちゃん」 「ちょっと変よね。息子が母ちゃんに結婚申し込むとか」 「何ドロドロなままごとやってんだぁああぁあぁッ!!!!」 土方さんは今度は木刀を振り回した。 「きゃぁあぁあぁッ!!ドメスティックバイオレンスぅうぅぅ!!!」 「誰かぁあぁッ!!!土方さんがついに茄華をぉおぉお!!!」 「誤解を招くような言い方すんなぁあぁあッ!!!」 総悟がふすまを開けて廊下に向かってそう叫んだ途端に反対側のふすまが蹴破ぶられ、ゴリ……嫌。近藤さんが入ってきた。 「我が愛娘に何しとくれてんじゃぁあぁああぁあッ!!!!」 「ぎゃぁああぁあぁぁ!!!!」 その後、土方さんは近藤さんに誤解され大変なことになっていた。 もう口では言い表せない程、激しい戦闘でした。 早く終わってくれないと部屋片付けるの大変なんだよな―と 私は思いました。 ……………あれ?作文? 「茄華。今日は非番なんですからどっか行きましょうよ」 「どっかって?ていうかこの状況で外いけると思う?」 「じゃぁ止めればいいじゃないですか」 私は総悟にそう言われ、仕方なく止めに言った。 「近藤さん。もう良いですから。ちゃんと責任取ってもらうつもりです。」 「責任んんんんんん!!??何もしてねぇのに何で俺が!!!」 「許しません!!!パパは絶対に許しません!!!大事な愛娘はそう簡単によそにはあげません!!!」 「大丈夫だよ。土方さんココの人だから。よそじゃないから」 「そういう問題じゃねぇんだよ!!!何嘘言って面倒事おさめようとしてんだよ!!!」 「今だけで良いからおさまって欲しいんです。」 「俺がおさまんねぇよ!!!それじゃ臭いものに蓋みてぇなもんだろ!!!」 「はいはい。うるさいですよ臭いもの」 「墓穴ぅうぅぅ!!!墓穴ほったぁあぁあぁ!!!!」 「茄華ちゃん。何処か行きたいのか?」 「総悟と遊びに行きたいの」 「仲良くて微笑ましいなぁお前等は☆よし!!お父さんがいっちょ3人の子供の為に面白い所に連れて行ってあげよう!!!」 「おい。3人って俺も入ってんのか?いつの間に?」 「面白いところって?【わくわく」 「楽しいところですかィ?【わくわく」 「あぁ!!!お前等のお母さんのところだ!!」 「「「お母さん……?」」」 「で。何でキャバクラ?」 「何でってお前等のお母さんがいるからだろう☆」 「まさかとは思ったけどお母さんって……」 「また来たんですかゴリラ」 やっぱりぃいいぃぃぃいぃッ!!!! 最近うちのゴリラが夢中のお妙さんだぁあ!!! 写真でしか見たことなかったから生で見たの初めてだけど綺麗だなやっぱり… 「あら。可愛い女の子。こんなゴリラのとこで働いてないでココで働かない?」 「ココってキャバクラですよね?」 「そうよ。今の人気キャラは純粋な子なの☆うちの店にはいないタイプだからアナタみたいな子が欲しいわぁ」 「こいつ純粋じゃねぇぞ」 「魂の120%が黒に染まってますぜ。もう修復不可能でさァ」 「何だ120%って。人間の限界超えてるじゃねーかナメんなコラ」 「ほらほら喧嘩するな3人とも。パパは悲しいぞ」 「ママ―。お兄ちゃん達がいじめる―」 「あらあら茄華ちゃん。この流れだと私がこのゴリラと結婚してる設定じゃない。やめて最悪だわ」 「何言ってるんですかお妙さん!!!最高じゃないですか!!!俺とお妙さんの結婚設定!!!」 「ただし離婚寸前」 まぁこんな感じで私たちの休日は過ぎていきます。 休日なのに休む暇ナシっていうイカれた運命にたたされた土方さんはこれからもきっと休めないでしょう。 ていうか休ませる気ありません【鬼 *後書き* 最近,更新サボりまくりでしたね―… 2巻って最初の方しか真撰組出ないので2巻~3巻までの空きを 何かで埋める必要性があるんですよ。 大変だぁ… ジャンル別一覧
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